「ツール・ド・台湾」・現地リポート(Stage7)

1.大 会 名 :2010年ツール・ド・台湾(UCI 2-2)
2.遠征期間 :2010年 3月12日(金)- 3月21日(日)
3.大会期間 :2010年 3月14日(日)- 3月20日(土)
4.大会場所 :Zuoying~Taichung~Taipei 合計 910.8km
5.チームオーダー

監督
田中 光輝 /TANAKA Mitsuteru
メカニック
中島 康仁 /NAKAJIMA Yasuhito
マッサー
赤星 太朗 /AKABOSHI Taro
アシスタント
渡会 菜々 /WATARAI Nana
 
 
1選手
綾部 勇成 /AYABE Takeaki
2選手
別府 匠   /BEPPU Takumi
3選手
西谷 泰治 /NISHITANI Taiji
4選手
福田 真平 /FUKUDA Shinpei
5選手
品川 真寛 /SHINAGAWA Masahiro


◆Tour de Taiwan 2010第7ステージ(最終ステージ)が無事に終了しました。
今日のレースは台北市役所の周りを60周するクリテリウム。
ホテルからはほんのワンブロックで、チームカーも返却してしまったのでスタッフは徒歩で向かいました。本日、宿泊しているホテルは何とグランドハイヤットです!!!部屋は綺麗ですが、正直素晴らしすぎる感じもあります(笑)。ホテル前で今日の真平選手です。スタート地点は土曜日ということもあり沢山の人でにぎわっていました。
チーム紹介は今日は一番に並んでいました。先日ちょっと疲れた!?アンカーのスタッフさんを紹介しましたが、どうやらホワイトボードを持つといたずらしたくなるのはウチの選手も一緒のようで・・・。今日はスタート前なのにボードを持っての写真です。9時半にスタートし、3周パレード走行をしたのち60周しました。詳しい内容は監督レポートをどうぞ。

今日は、スタッフ4名も散らばってのスタンバイとなりました。監督メカはピットでスタンバイ。タイム差や逃げている人数などの情報を伝え、また何かの時に車輪を持って備えます。赤星マッサーはそのちょうど反対側でスタンバイ。残り周回を再度確認のため表示したり、タイム差を計測したりしました。私はフィニッシュライン付近で中間スプリントなどの公式記録の確認と状況などを監督に伝えました。今年から無線が使えないので各チーム今日も色々な方法をとっていました。総合を守り続けているジャイアントは大きなホワイトボードを用意して選手に情報を伝えようとしていました。どのチームもホワイトボード利用を考えているようです。ただし問題は、何をどうやってどのように書くかなんです。走っている選手が見てすぐわかるように各チーム工夫をしていますが、これがけっこう難しい。逃げている選手の番号を知りたいのは分かるけれどこちらもすごいスピードで行きすぎる選手の番号をすべて確認するのには時間がかかるんです。写真を撮って確認する方法もあるのですが今日のコースだとその確認をしている間にもう次の周回がやってくるそんな感じでした・・・。
こらからも各チームでどうするか話し合っていくことになると思います。無線が使えないのは不便な面もありますが、個人的に感じたのは選手がよりコミュニケーションをとるようになったことです。今まで無線で言えばよかったことも、事前に確認しておかなくてはいけないんですよ寝。前日に細かに話し合ったり、コースマップを見て作戦を練ったりという姿を見ているとなるほどこれは悪いことばかりではないのかなと思いました。ただ、不便なのも事実ですけれど・・・。

今日はレース中の写真が結構撮れました。鳴島さんからも写真頂いています。今回無事に7日間が戦えて本当に良かったと思います。途中アクシデントで軽傷とはいえ怪我をしてしまった西谷選手。それでも当然走り続けました。登りで遅れてしまった品川選手は必死に下って中ものもとへと急ぎました。最初の山の日に遅れてしまった真平選手は翌日は遅れを最小限にして踏ん張っていました。別府選手は安定した走りでチームを支えていました。そんな皆に支えられた今回のエース綾部キャプテンは、人一倍の責任感の持ち主。この前のランカウイで2度も落車してしまい怪我もありながら今回の台湾に向けての思いはとても強かったはずです。とにかく皆が一つになって、毎日毎日、どうやってエースのために走るのかを考え、相談して戦ってきました。

今日は後ほどまた選手の動画を撮影して送りたいと思います。「一人は皆のために皆は一人のために」この言葉通りの7日間だったと、今とても強く感じています。一人も皆も強くならないとお互いに支えられないんですよね。フィニッシュ後の全員写真、良い笑顔で撮れて良かったです。私も入ろうかと思ったら、頼み損ねました・・・(笑)。

明日、帰国して一週間で今度はタイに飛びます。これからも本当に応援よろしくお願いします。そうでした!監督とも話していたのですがアジアツアーでは主催者からお土産をいただくことがあります。それを、このブログを見て下さっている方にプレゼントできないものかと。レース中コメントをくださった方の中から抽選で・・・と考えています。今回も大会Tシャツなどいくつかあります。可能なものは選手のサインをつけてプレゼントします。

是非お楽しみに!!!
それではまた後ほど!!!
Nana  ↓選手コメント(動画)有り。

【田中監督レースレポート】第7ステージ 60km(1km×60Lap)
最終ステージの第7ステージ。愛三チームとしては、綾部が途中のスプリントポイントを1つは取り、最後のゴールスプリントもステージ優勝を狙っていく走りの展開に持ち込むように走る。
9時30分に3周パレード走行し、リアルスタートが切られた。スタートして4人の選手がメイン集団から抜け出したが吸収される。その後、11人の選手がメイン集団から抜け出す。その中には、西谷が入る。西谷は、先頭グループでキープする。それは中盤から後半にかけて、綾部がメイン集団から抜け出し、先頭グループに合流した時、合流後の先頭グループがそのままゴールまで逃げ切れるよう、西谷が先頭を引くために先頭グループで待つ。ラスト25周を切り、綾部自らがメイン集団から抜け出し、先頭グループに追い付く。そして、西谷がGO!っと思った瞬間、落車に巻き込まれてしまった。西谷の怪我は無かったが、ニュートラルで戻れず終わってしまう。これはかなり痛かったが、もう綾部1人で対応するしかない。綾部は、3回目のスプリントポイントを1位で通過し、ボーナスタイム3秒を獲得。そのままゴールまで逃げ切るよう、ペースアップする。先頭グループは11人。
残り2周で、Malaysia-NationalチームのRizuan ZAINAL選手とGeumsan-Ginseng-Asiaチームの福島選手が先頭グループから抜け出す。残った綾部を含む9人の選手は、お見合い状態に。抜け出した2人の選手は、そのまま逃げ切りRizuan ZAINAL選手がステージ優勝。綾部は、6位でフィニッシュした。
先頭グループとメイン集団とのタイム差もあったため、綾部の個人総合順位は8位になり、UCIアジアツアーのポイントを獲得出来た。ツール・ド・台湾2010が終わりました。結果は、ステージ3位と個人総合8位。ランンカウィに続き、UCIアジアツアーポイントを獲得出来たので、チームとして良かったです。次のチーム遠征は、4月1日から始まる「ツアー・オブ・タイランド」です。次のレ―スでもUCIアジアツアーポイントを獲得出来るよう頑張ります。

1,最終ステージは、1km/周×60周回のコースなのでスタッフはピットから指示します。Photo:NAL

2,田中監督の指示を受け準備する中島メカ。Photo:NAL


3,エースの為に力走する選手達。写真:右側から福田選手と品川選手。Photo:NAL

4,最後までエースとして戦った綾部選手。Photo:NAL

5,ベテラン別府選手の冷静な判断はチームに欠かせない。Photo:NAL